膝の半月板を痛める原因と施術アプローチのポイントを解説!

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こんにちは。
姿勢と歩行の整体院の渡辺です。

今回は、膝に痛みを生じる「膝の半月板(はんげつばん)損傷」について、原因・施術アプローチの要点を記載しています。

半月板損傷とは

まず、半月板とは何かについて記載していきます。

半月板とは、膝関節の中に存在している軟骨です。

下の画像①をご覧ください。これは右膝の半月板を上から見ている図です。

半月板は内側と外側に1つずつ存在し、膝関節を構成する受け皿側の骨である「脛骨(けいこつ)」に付着しています。

<画像①:右膝の半月板を上方から見ている図です>

関節の中に存在しているので、損傷すると、以前の記事の鵞足炎とは異なり、膝関節に水がたまった状態(関節水腫)になります。

※膝の内側に痛みが生じる鵞足炎についての記事は、以下からごらんください。

鵞足炎(がそくえん)の原因と効果的なストレッチ【名古屋市北区・東区 膝の痛み】

関節には、接する骨の表面に必ず「関節軟骨」という軟骨がありますが、

膝関節は特殊な関節で、関節軟骨に加えて、半月板という軟骨もプラスで存在しているんです。

なぜ半月板が存在しているのか、不思議に思いませんか?

それには理由があります。

半月板の役割

膝の半月板の役割には大きく以下の2つあります。

  1. 関節の適合(はまりこみ)を良くする役割
  2. 関節にかかる負荷を分散させる役割

膝関節のすぐ上に存在する股関節と比較するとわかりやすいのですが、股関節は、骨盤に大腿骨がしっかりとはまり込むので安定しています。

しかし膝関節は、骨へのはまり込みがなく、骨と骨が向かい合っているだけです。(下の画像②・③に示します)

<画像②:股関節を前面から見た図>

<画像③:膝関節を前面から見た図>

なので、膝関節は非常に不安定なんです。

だから、膝関節の周りには、関節の安定性を高める靭帯(じんたい)などがたくさん存在して、膝関節を補強しています。

半月板もその中の1つです。

骨と骨がはまり込まないため、それをフォローするように半月板が間に入ることで、大腿骨と下腿骨の適合が良くなり、膝がきれいに動くことができます。

そして、半月板がきれいに膝関節を適合させることで、歩行や走行で常に膝関節にかかる負荷を、膝全体に分散することができます。

このように、半月板は非常に重要な役割を担っています。

だからこそ、損傷すると非常に厄介なことになるわけです。

半月板損傷の原因

では、半月板は、どうしたら損傷するのでしょうか。

一般的な損傷原因としては、

  • 外傷(ラグビーで膝にタックルされてひねったなど)
  • 長期間にわたって膝の動きが悪い状態が継続し、半月板が痛む

などがあります。

半月板は、スネの骨の上側に付いているため、膝がねじられるようなストレスが加わると、引きちぎられるように損傷するため、回旋ストレスに弱いという特徴があります。

しかし、目立った外傷歴も無いのに、MRI検査で半月板が傷んでいる例はたくさんあります。

それは、特に膝関節の上下に存在する股関節や足関節の動きが悪くなると、膝本来の動きが阻害されるため、半月板に負担がかかり続けることで、長い時間をかけて半月板が破壊されてしまうからです。

半月板は膝の内側と外側に存在していますが、多くは内側の半月板が傷んでいます。

それは、股関節と足関節の動きが悪くなると、多くの場合で体重が外側に流れてしまうんです。

そうなると足の親指でしっかりと踏ん張れないため、膝の内側が圧縮されたり、ねじられるストレスがかかるから、半月板が損傷してしまうと私は考えています。

半月板損傷への施術アプローチのポイント

では、膝の半月板損傷への施術アプローチとしては、どのようなポイントがあるのかを説明していきます。

アプローチの目的は、「膝関節にかかる「ねじれ」のストレスをなくすこと」。これだけです。

そして、具体的にどの部位にどのようなアプローチをするのかというと、

  • 上半身(肋骨)
  • 股関節
  • 膝関節
  • 足関節

そうです。全身です。

次に、それぞれの要点について簡単に触れていきますね。

上半身(肋骨)アプローチ

上半身が後方にあると、踵に体重が乗りやすいので、それを直していかないと、いずれ股関節の硬さが出てきます。

(下の画像④に示す)

足の親指に体重をかけていくため、また、適切な筋肉のバランスを取るために、上半身にアプローチして治療と予防を同時に達成します。

<画像④:上半身が後方にいくと、股関節にも悪影響を及ぼします>

股関節アプローチ

以前の記事でも散々書いていますが、

股関節が前後にきれいに動かないと、多くの場合で体重が外側に逃げてしまいます。

膝のすぐ上の股関節がきれいに動かなければ、膝もきれいに動きません。

なので、私は股関節にもアプローチします。

膝関節アプローチ

膝関節は、本来可動性ではなく安定性が求められる関節です。

ですが、多くの場合で、股関節や足関節の動きの悪さにより、膝関節は本来のきれいな動きではなく、間違った軌道で動きを強制されています。

だから半月板が損傷されるのですが、その間違った軌道で長期間動いていることにより、

膝の骨の位置がずれてしまっています。

股関節と足関節へのアプローチに並行して、膝の位置を適切な位置に戻していくアプローチを行う必要があります。

足関節アプローチ

足へのアプローチは、半月板損傷に非常に重要です。

半月板損傷の方で、足を施術しない場合は、まずありません。

そのくらい重要です。

以前の鵞足炎の記事でも記載しましたが、足関節をそらす動きである、「背屈(はいくつ)」の可動性が無いと、足は無理やり背屈しようとするので、ほとんどの場合で、膝が内を向くような動きが伴います。

その動きが、膝関節のねじれのストレスを生みます。

これは特に歩いたり走ったりして膝が痛い方には重要です。

足関節へ正しくアプローチをする事で、膝へのねじれのストレスをなくす事が可能です。

まとめ

今回は、半月板損傷について記載しました。

膝が痛いからと言って、膝だけに原因があることは非常に少ないです。

結果的に膝に痛みが出ていても、膝関節だけでなく上半身・股関節・足関節などたくさんの部分に問題がある方が多いです。

そして、それは姿勢や歩行に反映されます。

そもそも関節の動きが悪いので、良い姿勢や良い歩き方は意識では変えられません。

適切なアプローチをすれば、意識しなくても自然と良い方向へと改善していきます。

是非一緒にあなたの身体を変えていきましょう!

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。

【過去の記事で、変形性膝関節症やO脚、膝関節、足関節などの記事をまとめております。気になる方はご覧ください】

・変形性膝関節症の記事はこちら

【変形性膝関節症】膝の内側が痛い人に外反母趾が多い理由

変形性膝関節症で膝の内側に痛みを出しやすい方の特徴

【変形性膝関節症】なぜ階段で膝が痛くなるのか?その原因を解説!

・O脚の記事はこちら→O脚の原因は足と股関節にあり!効果的なストレッチも紹介

・膝関節の記事はこちらから→「膝関節の痛み・症例」の記事一覧

・足関節の記事はこちらから→「足関節の痛み・症例」の記事一覧

・腰の記事はこちらから→「腰の痛み・症例」の記事一覧

・股関節の記事はこちらから→「股関節の痛み・症例」の記事一覧

・肘から手の記事はこちらから→「肘から手の痛み・症例」の記事一覧

・首から肩の記事はこちらから→「首から肩の痛み・症例」の記事一覧

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姿勢と歩行の整体院 柔道整復師 渡辺雅之