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【改善例紹介】車の運転で膝の外側が痛くなる【腸脛靭帯炎】

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こんにちは。
姿勢と歩行の整体院の渡辺です。

今回は、「車の運転で膝の外側が痛くなる」という方の改善例を紹介します。

この方の痛みは、「股関節の内向きが強いこと」が原因で、右膝の外側の筋肉に負担がかかったものでした

なぜその部分に痛みがでていたのか、どうすれば改善したのかを記載していきます。

目次

患者さんの情報と訴え

この方は60代後半の男性で、週に6日運転の仕事をされており、愛知県と静岡県を毎度往復しているという方でした。

主訴は、5か月前からある右膝の外側の痛みで、特に長時間運転をした日の終わりにはすごく痛みが強くなってきて困っていると。

そして職場環境的に、運転ができる人が限られており、自分が運転できないと仕事が回らないが、膝の痛みが強くなってきているのでどうにかしたい、とのことでした。

ご自宅の近くの接骨院に数か月行かれましたが、痛みのあるところに電気をやってもらっただけで、全く症状が変わらなかったため、当院へご相談をいただきました。

痛みの出ていた部分を下の画像①・②に示します。

<画像①:痛みの出ていた部分(体表面)>

<画像②:痛みの出ていた部分(筋肉)>

この部分は、「大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)」という筋肉の一部で、「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」と呼ばれる部分です。

「大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)」は骨盤から始まる筋肉で、太ももの外側を膝に向かい、スネの骨の外側に付きます。(下の画像③に示します)

<画像③:右の大腿筋膜張筋>

そしてこの筋肉の下半分くらいの部分が「腸脛靭帯」と呼ばれています。

この方の症状と部位から考えて、この腸脛靭帯に過剰に負担がかかりすぎて痛みがでてくる「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」を最も疑い、姿勢や骨格の向きなどを評価していきました。

腸脛靭帯炎については、こちらの記事でまとめております。

この方の痛みの原因

この方の痛みの原因は「股関節の内向きが強いこと」でした。(下の画像④に示す)

<画像④:右の股関節の内向きが強い>

大腿筋膜張筋は太ももの外側にあるので、股関節が内側にいけばいくほど引っ張られてピーンとなり緊張が増します。

ピーンと張った状態で膝を曲げ伸ばしすると、腸脛靭帯が膝の外側でこすれすぎて摩擦力が高まって痛みがでてきやすくなります。

まさに腸脛靭帯炎の状態です。

特に車の運転というのは右膝を曲げ伸ばしする回数が多いので、余計に負担がかかったことが大きな要因だと判断しました。

次に、施術アプローチの要点についてまとめます。

施術アプローチの要点

施術アプローチの中心は、股関節を外向きに変えていくことでした。

股関節を外向きに変えていくことで、大腿筋膜張筋・腸脛靭帯にゆとりができ、ピーンと張った状態が軽減します。

股関節を内向きにするのは、「内転筋(ないてんきん)」という太ももの内側にある筋肉の作用です。

下の画像⑤に示しますが、内転筋が硬くなってしまうと、股関節が外側に開きにくくなるため、腸脛靭帯炎になりやすくなります。

<画像⑤:右の内転筋>

なので、内転筋の柔軟性を確保するために筋膜リリースやストレッチを中心に行い、同時に足関節や上半身の動きも修正していきました。

来院いただいた当日に、私が考えていたよりも膝の痛みが軽減し、その後ある程度継続して通院していただいた結果、無事に仕事も休まずに行けているということで、非常に嬉しかったです。

現在は月に1度、再発予防のために通院していただいております。

まとめ

今回は、股関節の内向きが強いことが原因で、膝の外側の筋肉に負担がかかって痛みがでた腸脛靭帯炎の方の症例を紹介しました。

この方のように、接骨院などに行ったはいいけれど、痛いところに電気だけやっているという方は多くいらっしゃいます。

それで良くなればいいですが、症状が改善しない方は、本当の原因は他にあるのかもしれません。

原因となる部位に正しくアプローチできていれば症状は改善しますが、原因ではないところをいくらストレッチしたりほぐしても、症状が改善することはありません。

私は、あなたの痛みの本当の原因をしっかりと見つけていきます。

当院では、あなたのお身体の状態に合わせて施術を行わせていただきます。

もし何かお困りのことがあれば、遠慮なくご相談ください。

今回も、読んでいただきありがとうございました。

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名古屋市北区 地下鉄志賀本通駅から徒歩5分
姿勢と歩行の整体院 柔道整復師 渡辺雅之

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