こんにちは。
姿勢と歩行の整体院の渡辺です。
今回は、「足の指の付け根にタコができやすい理由」について、記載していきたいと思います。
タコができやすい足の付け根とは
まず、ここで述べる「足の指の付け根」とは、下の画像①に示す部分です。

<画像①>
この部分です!
以前の記事で、足の親指の内側の部分のタコについては記載していますが、ここは場所が違い、側面ではなく足底面です。
特に趣味でランニングをやってらっしゃる方などに多いという印象です。
なぜこの部分にタコができやすいのか
まず結論から述べます。
なぜこの部分にタコができやすいかというと、足関節と股関節の動きが悪いため、この部分に体重が乗っている時間が長いからです。
下の画像②↓をご覧ください。右足のこの瞬間が長いんです。

<画像②>
通常の歩行であれば、踵で接地してスムーズに親指から抜けていくんですが、
股関節や足関節の動きが悪くなってしまうと、踵が上がるのが早くなります。
そうなるとどうなるのかというと、指の付け根の部分に体重がかかっている時間が長くなります。
この歩行をずーっと繰り返していると、もちろんこの部分の痛みが出てきそうなことは予想されます。
そしてこの部分の皮膚は、いっつも体重がガンガンかかってくるので、それに耐えられるように皮膚をぶ厚くして対応しようとします。
そうして長い期間を経て形成されたのが、足のタコです。
身体の他の部分への悪影響
また、この部分にタコがある方というのは、
- 腰の痛みがあることが多い(特に腰を反らす動きで)
- 膝の痛みがあることが多い
- 外反母趾になっていることが多い
- ふくらはぎの筋肉の張り感があることが多い
という印象です。
歩き方が悪くなってしまうことによって、様々な部分に悪影響を及ぼします。
外反母趾もほとんど同じように形成されていきます。
外反母趾は関節の可動性が悪く、きれいに歩けないので、いつも足趾が靴に当たっていることが原因です。
施術アプローチのポイント
ということは、施術のポイントとしては、股関節と足関節の可動域を改善させることです。
そうすると踵が早く上がってくる理由がなくなるため、シンプルに歩きやすくなります。
そうなると、日々の歩行が変わるため、身体にかかるストレスが圧倒的に変わります。
今現在できてしまっているタコの大きさを小さくすることは、皮膚科のお医者さんの領域です。
しかしこれ以上タコを大きくしたくないという方や、腰痛・膝痛・ふくらはぎの疲労感などが強く出てくる方々は、その症状は減らすことはできます。
まとめ
今回は、足の付け根にタコができやすい理由を解説しました。
タコにしても、身体の痛みにしても、その部分に症状がでている理由が必ずあります。
当院では、その理由を徹底的に探究していきます。
今回も、読んでいただきありがとうございました。
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私は、痛みの出ている部分だけでなく、膝関節・股関節・足関節・上半身を含め、トータルなアプローチをしていきます。
患部外の関節や骨格の評価も詳細に行い、あなたのお身体の状態に合わせて施術を行わせていただきます。
名古屋市北区・東区を中心に、腰の痛み・膝の痛みなどでお困りの患者さんに来院いただいております。
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【過去の記事で、膝関節・足関節を中心に、腰・股関節などの記事をまとめております。気になる方はご覧ください】
・膝関節の記事はこちらから→「膝関節の痛み・症例」の記事一覧
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姿勢と歩行の整体院 柔道整復師 渡辺雅之