人間本来の関節の特性について【姿勢と歩行の整体院】

こんにちは。
姿勢と歩行の整体院の渡辺です。

今回は、「人間本来の関節の特性」について、記載していきたいと思います。

人間の関節の分類

これは、クック博士という方が提唱している理論ですが、非常に勉強になるものです。

簡単に言うと、人間のすべての関節は、

  • 動くのがメインの関節(可動性:mobility)
  • 安定しているのがメインの関節(安定性:stability)

のどちらかに分類されるということです。

以下の画像①に、その模式図を示します。

<画像①:関節の特性:安定性と可動性>

見ていただければ一目瞭然かと思いますが、可動性の関節と、安定性の関節は、上下左右、隣り合わせに交互に存在しています。

例えば、膝関節を見てください。

膝関節は安定性の関節です。そしてすぐ上の股関節と、すぐ下の足関節は可動性の関節になっています。

むしろ股関節と足関節が可動性の関節だから、膝関節は安定していられるのだとも言えるんです。

バランスが崩れると痛みがでてくる

重要なのは、このバランスが崩れてしまった場合です。

バランスが崩れるとは、本来安定性の関節が、可動性の関節になってしまわざるを得ない状態となったり、その逆もそうです。

特に、「安定している=止まっているべき関節」が、動かなければいけなくなった場合が、非常に痛みを出しやすい状態です。

だって、安定している=止まっている関節が、無理やり動かなければいけなくなってしまったんですから。

それは痛みを出しやすいです。

例えば、右足首(足関節)を強く捻挫して、2週間ぐるぐる巻きのギブスをしていたとしましょう。

足首(足関節)は、本来可動性の関節なので、動きが出ている状態が正常です。

しかし、2週間も足首にギブスをしていたら、当然関節は硬くなってしまいます。

そうすると、ギブスがとれた後でも、足首の硬さは残ったままになります。

つまり、本来動いているべき足関節が動かないため、安定性の関節へと変化してしまうんです。

そうすると、いつもは足関節がしっかり動いているから膝関節は安定性を保っていられるんですが、すぐ上の膝関節は動かざるを得ない形になってしまうため、どうしても痛みがでやすい状態になります。

どうすれば解決するのか

ここで重要なのが、その動きすぎの状態は、足関節の動きを改善しないと、膝の動きすぎの状態は治らないことが非常に多いということです。

そもそも足関節の動きが悪くて膝関節が補っているわけですから当たり前のことですが、この場合には、足関節の動きを改善させるとともに、動きすぎ状態だった膝関節も整えていかなければいけません。

そして、膝だけで収まればよいのですが、その上の股関節や腰部、上半身にまで影響が波及してしまっている場合には、そちらにもアプローチする必要があるんですね。

これが、患部が膝だったとしても、全身に施術する必要がある理由です。

実際に、こういう方はたくさんいらっしゃいますし、膝だけを施術しても症状が戻ってしまうということを繰り返している方は、他の部位を整えていないからです。

膝の負担が変わっていないということですね。

なので、全身を評価して、施術していくことが大切です。

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

私は、痛みの出ている部分だけでなく、膝関節・股関節・足関節・上半身を含め、トータルなアプローチをしていきます。

患部外の関節や骨格の評価も詳細に行い、あなたのお身体の状態に合わせて施術を行わせていただきます。

名古屋市北区・東区を中心に、腰の痛み・膝の痛みなどでお困りの方に来院いただいております。

もし何かお困りのことがあれば、遠慮なくご相談ください。

院長:渡辺雅之
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姿勢と歩行の整体院 柔道整復師 渡辺雅之