筋肉痛・関節痛と神経痛の違いを解説!

こんにちは。
姿勢と歩行の整体院の渡辺です。

今回は、筋肉痛・関節痛と神経痛の違いについて、記載していこうと思います。

目次

筋肉・関節の痛み

一般的に、筋肉や関節に何か問題が起こっている時には、

  • じっとしていると痛みが少ない
  • 動き始め・動いている時に痛みを感じる

という特徴があります。

神経の痛み

一方、神経に何か問題が起こっている時には、

  • じっとしている時に、ピリピリ・ビリビリ・ジンジンとした痛みやしびれがある
  • 動いている時には痛みが少ない

という特徴があります。

対照的なので分かりやすいと思います。

腰部脊柱管狭窄症の特徴的な神経痛

ただし、以前の記事でも書いた、腰の部分で脊髄の通り道が狭くなる「腰部脊柱管狭窄症」などでは、間欠性跛行(かんけつせいはこう)という特有の症状があります。

※以前の記事で、「腰部脊柱管狭窄症」について解説しています。

腰部脊柱管狭窄症の方は、歩くことによって腰椎の中の神経の血流が悪くなるため、

立ち止まって休憩しないと再度歩けなくなるんです。

しかし基本的には、筋肉痛・関節痛は動かし始めや動作で痛む、神経痛はじっとしていて痛みやしびれがある。とご理解いただければよいと思います。

また、悪性腫瘍(ガン)や内臓疾患の場合も、じっとしている時に痛みを感じることが多いため注意が必要です。

様々な痛みの出方

また、通常では疾患の原因部分か、神経の支配領域に沿って痛みが生じます。

しかし、原因部分と痛みが生じている部分が、ずれたり違ったりすることが多く、腰の痛みにも多くあてはまります。

例えば、股関節に原因があり、腰に痛みが出ている場合や、逆に、腰に原因があり股関節に痛みが出ている場合などがあります。

また、高齢者や骨粗しょう症などで骨が弱っている場合で、しりもちをついた場合によく起こる脊椎圧迫骨折では、

本来骨折してしまっている背骨の部分に痛みが出ますが、時としてその横の部分や下の部分に痛みが出ることがあります。

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、坐骨神経痛では、神経が圧迫されるため、腰の部分で神経が圧迫されていても、その支配領域である足の先や太ももの裏などに、痛みやしびれ感が生じます。

結果的に腰に痛みが出ていても、腰に痛みが出るまでには、股関節や足関節などの動きが悪い状態が長期間継続したためと私は考えています。

今現在出ている痛みを減らすためにも、これから悪化するのを防ぐためにも、今からあなたの自身の身体を変えていくことが大切です。

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

私は、痛みの出ている部分だけでなく、膝関節・股関節・足関節・上半身を含め、

トータルなアプローチをしていきます。

患部外の関節や骨格の評価も詳細に行い、あなたのお身体の状態に合わせて施術を行わせていただきます。

もし何かお困りのことがあれば、遠慮なくご相談ください。

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今回も読んでいただき、ありがとうございました。

【過去の記事で、膝関節・足関節を中心に、腰・股関節など各関節の記事をまとめております。気になる方はご覧ください】

・膝関節の記事はこちらから→「膝関節の痛み・症例」の記事一覧

・足関節の記事はこちらから→「足関節の痛み・症例」の記事一覧

・腰の記事はこちらから→「腰の痛み・症例」の記事一覧

・股関節の記事はこちらから→「股関節の痛み・症例」の記事一覧

・肘から手の記事はこちらから→「肘から手の痛み・症例」の記事一覧

・首から肩の記事はこちらから→「首から肩の痛み・症例」の記事一覧

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姿勢と歩行の整体院 柔道整復師 渡辺雅之

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